映画「真田十勇士」のキャストと登場人物を紹介します。
NHK大河ドラマ「真田丸」がヒットしていますが、こちらの映画も要注目!
タイトルの通り、幸村ではなく十勇士の視点から描かれた物語です。
有名な猿飛佐助、霧隠才蔵を中心とした十勇士のキャストたちは豪華としか言いようがありません!!
真田十勇士のキャストたち
猿飛佐助・・・中村勘九郎
物語の主役、忍者の修業を積むが嫌気がさし大きなことをしたいと大志を抱いて忍者の村を逃げ出し幸村と出会います。
腰抜けの幸村を総大将にして徳川家康を倒そうとします。
猿のように動き相手を倒します。
悪賢くて人の心をとらえるのがうまい青年。
奇跡を起こす革命児。
霧隠才蔵・・・松坂桃李
猿飛佐助と同じ忍者の里を飛び出した元忍者。
真田十勇士随一のイケメンで、くノ一の火垂と密かに惹かれあいます。
猿飛佐助とは対照的な性格で冷静で判断力があります。
孤高の天才。
火垂・・・大島優子
敵対する霧隠才蔵に惹かれていますが仕事はきっちりします。
仕事をきっちりすると恋する相手を傷づけることになる苦痛を味わいます。
徳川方の忍者、久々津壮介の娘。
佐助と才蔵の命を狙います。
根津甚八・・・永山絢斗
真田幸村の家臣。
幼いころ大和絵師だった父と旅に出ます。
途中父を亡くしますが旅をつづけ丹波の豪族の屋敷や海賊(九鬼水軍)の頭領になったこともあります。
算十郎とは義兄弟の杯を交わした仲です。
吹き矢を武器としています。
真田幸村の影武者となり討ち死にします。
謎の多い人物。
由利鎌之助・・・加藤和樹
鎖鎌の名手、槍の達人。
朝倉家の残党でした。
真田幸村の家臣。
算十蔵・・・高橋光臣
真田幸村の家臣。
鉄砲の名手。
幸村と同い年。
華麗なる武ゲイ者。
ゲイ?
三好精海・・・駿河太郎
僧の姿をした武者。
三好伊三とは兄弟です。
鉄の棒を武器として怪力で振り回します。
戦国武将三好正康がモデルとされています。
海野六郎・・・村井良大
真田幸村の古参で一番の家臣。
真田幸村の右腕、頭脳明晰で幸村の参謀といっていいでしょう。
文武両道の大番頭。
徳川家康・・・松平健
戦国武将。
大阪冬の陣夏の陣にて豊臣家を滅ぼし天下統一して江戸幕府を開きました。
幸村の父真田昌幸は武田の家臣で生涯徳川を敵とみなして戦い続けた人。
真田昌幸は徳川と闘い何度も勝利していますが関ヶ原の戦いで負けて九度山に幽閉されます。
息子の真田幸村も父とともに九度山に幽閉されていて徳川とは因縁の敵、満を持して勝負をつける覚悟です。
家康もまた己の前に立ちふさがる真田との勝負に勝って天下統一の号令をかけたいと思っています。
淀殿・・・大竹しのぶ
茶々。
浅井長政と織田信長の妹、市との間にできた三姉妹の長女。
浅井家は織田信長家臣、豊臣秀吉に滅ぼされます。
生き残った母、市が再婚した義理の父柴田勝家は信長の死後、敵対していた秀吉に滅ぼされ勝家と市は自害します。
助け出された三姉妹は秀吉に保護され後に市にそっくりな茶々は秀吉に乞われ側室となります。
秀吉との間に2人子供が生まれますが一人は幼くして死亡しますが次男秀頼を育て上げます。
秀吉の死後、秀頼の後見人となります。
真田幸村・・・加藤雅也
イケメンな容姿だけで世渡りしてきた男。
運が良かっただけで勝ってきた伝説の男は腰抜けでした。
関西弁でいうとヘタレ。
関ヶ原の戦いの後、父とともに九度山に幽閉されていましたが淀殿に呼ばれて徳川と闘うことになります。
徳川家と真田家は因縁の仲、真田幸村は父の無念を晴らしたいと思っています。
仙九郎・・・石垣佑磨
徳川方の忍者九々津壮介率いる九々津衆の中でもとびぬけて優秀な武者忍者。
後藤又兵衛・・・佐藤二朗
黒田官兵衛の息子、黒田長政と幼いころより兄弟のように育ちますが関ヶ原の戦いのち長政と喧嘩わかれします。
しばらく放浪の後、死に場所を求めて豊臣方につきます。
関ヶ原以前は黒田家の家臣として勇敢な武勇の功績をあげます。
大阪冬の陣では徳川家康から恩賞を条件に調略されますが断ります。
大阪夏の陣で伊達正宗の鉄砲隊に打たれ負傷し自害します。
三好伊三・・・荒井敦史
僧の姿をした武将。
精海とは兄弟。
棒を振り回して戦います。
三好政勝がモデルとされています。
驚愕の韋駄天男。
望月六郎・・・青木健
真田家に仕えた忍者。
幸村の影武者。
爆弾を作るのが得意で武器として使います。
望月氏は飯道山を中心とした修験者を統括する神人の集団で修験者を情報網の中心にして情報収集させていました。
心優しき剣豪。
真田大助の剣術指南役。
真田大助・・・望月歩
真田幸村の長男として九度山に生まれます。
祖父の名を逆さにして真田幸昌と名乗ります。
母は大谷吉継の娘竹林院。
14歳の時大阪夏の陣で大阪城が落城して淀殿や秀頼が切腹した後大阪城山王曲輪にて切腹。
青年剣士。
真田十勇士の注目キャスト
真田大助・・・望月歩
真田十勇士では弱冠14歳最年少で徳川と対峙する真田大助改め真田幸昌を演じる望月歩くんに注目してみました。
望月歩くんは2000年9月28日生まれの16歳です。
2014年映画「ソロモンの偽証」で中学生柏木卓也役に抜擢され俳優デビューします。
繊細で引きこもりがちな役が多いですが実際は乗馬を得意とする明るい子です。
真田大助も武士の嫡男で父に従う一途な少年という役柄ですね。
2016年11月公開の映画「疾風ロンド」でも主要キャスト高野裕紀役に選ばれています。
高野裕紀役は野沢温泉スキー場が地元の中学2年生で2か月前に妹を亡くし母と距離を置く少年という難しい役柄です。
2016年は真田十勇士と2作品映画出演していて将来有望で、この世代の俳優さんとしては抜群の演技力を秘めている役者さんです。
まだ、出演作品は少ないですが一つ一つの作品に着実な足跡を残して次の作品へのステップにしています。
16歳の高校生で勉強も大変ですがいい作品にたくさん出てオーラを振りまくことを期待します。
三好伊三・・・荒井敦史
真田十勇士では三好兄弟の弟、才蔵の子分、韋駄天走りが得意で、こん棒使いの名手、伊三を演じる荒井敦史さんに注目してみました。
荒井敦史さんは1993年5月23日生まれ23歳埼玉県の出身です。
真田十勇士の出演者の中では望月歩君の次に若い男性です。
イケメンの容姿は折り紙つきで2009年JUNONスーパーボーイコンテストにてビデオジェニック賞を受賞しています。
伊三のキャラクターは、あか抜けない役ですが、演じる荒井さんのイケメンのオーラ―は見え隠れしていますよ(伊三はかっこいいです)。
最近では映画・テレビドラマの出演が跡を絶ちませんが舞台でも活躍されています。
2016年の舞台出演作品は3作品です。
「闇狩人」陣内力役、つかこうへい7回忌特別公演「新・幕末純情伝」勝海舟役、「真田十勇士」三好伊三役の3作品で時代劇が多いですね。
美形な顔に肉感的な唇が印象的で体格もいいし時代劇の着物や武士の甲冑が似合います。
今後、舞台でも出番の多い、主役級の役をしてほしいですね。
荒井敦史さんは2016年映画「真田十勇士」の伊三役を演じ2017年はさらに飛躍の年になりそうです。
2017年公開の映画「神様の轍」の岡山天音さんとのダブル主演佐々岡勇利役を射止めます。
約2年ぶりの映画主演、ファンも待ちかねていました。
時代劇にこだわらず幅広い役を演じられる演技派の俳優さんとして成長してもらいたいものです。